■ ID | 173 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埋立廃棄物の生分解機構に関する基礎的検討 |
■ 著者 | 木持謙
埼玉県環境科学国際センター 加名生良介 早稲田大学理工学部 常田聡 早稲田大学理工学部 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)全国都市清掃会議 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第23回全国都市清掃研究発表会、平成14年1月31日 |
■ 抄録・要旨 | 難生分解性および易生分解性の有機性廃棄物としての木くずおよび未熟コンポストを用いて、混合模擬廃棄物を作製し、屋外に設置した模擬埋立地に埋め立てた。そして、廃棄物中に含有される有機物および窒素の、埋立地における生物学的安定化機構の解明と、反応に発生する温室効果ガスCH4、N2Oの同時抑制手法等について検討を行った。
その結果、埋立廃棄物の分解に伴い、CH4、N2Oの発生が確認されたが、これらのガスの生成や分解に関する環境条件等についてはさらなる解析の必要性が示唆された。また、埋立時に廃棄物を細粒化することにより、特に好気性微生物による分解活性が高まり、最終的に含有物質の浸出水への溶出速度が高くなることが示唆された。さらに、廃棄物の粒径による生分解速度の制御の可能性が示唆された。 |
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